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2016/06/02

雑記 統合失調症陰性症状

 ここ一週間から10日間ほど、睡眠の方がよろしくなかった。この話はしていないはず。睡眠導入剤は超早期型のもの、プラスして中期型のもの、の併用でぐっすり眠れていた。しかしこれが効かなくなったんだろうか、薬で寝つけはするものの2,3時間で起きてしまう、中途覚醒や早期覚醒に悩んでいた。それで、昨日が医者の予約日だったので長期型のロヒプノールサイレース)のジェネリックであるフルニトラゼパムをもらった。就寝する際に早速試した。さぞかしぐっすり眠れるだろうと思ったら5時間しか眠れなかった。
 実はこのロヒプノールは東京にいた時に一時期飲んでいて、あんまりにも寝すぎてしまうということで半年くらいで服用をやめた。その記憶があったからいっぱい眠れると思ったのだけど、うーん。疲れがとれない。

 

 そんなこんなで何処に勤めているわけでもないのに朝7時くらいに起きてしまっていたので居間に降りて母と適当に世間話をしていた。
 我が家は血縁関係の人間たちとの付き合いをとことん嫌う。これが片親だけそうならままあるケースだろうけど父母両方ときている。私も弟も、父方母方双方の親戚に会った事がない。顔も名前も知らない。両親が会わせないのだ、縁を切っているから。祖父母までは付き合いが昔あったのだが、母の方はついに自分の親とも縁を切ってしまった、10年ほど前。
 祖父母は人間という生き物なので当然歳をとっていくわけで、いつか死ぬ。死んだ時には相続があるはずだ。まあ、その時がきたら法律の専門家を雇って任せようといつも言っている。葬式さえも行く気がない、と。これは私ではなく母の言葉。
 しかしだ、母方の、私からすれば祖父が、私の3歳の時に死んでいる。人が死んだら相続の話になるのだが、そういえば一円ももらってないし、そもそも相続の話なんて一つもしなかった、という。これはおかしいんじゃないかと雲行きが怪しくなってきた。

 

 母方の実家の家族構成は父母と子供には姉妹がある。分与するなら母(私の祖母)が1/2、姉(私の母)と妹(私の叔母)には1/4ずつ、これが原則だったはず。相続するような金なんてなかったんだろう、と言ってきたが、死亡保険は? と訊いた。私だけもう疑心暗鬼である。調べてすぐにわかった事だが死亡保険は受取人がもらうもので遺産にはならないらしい。じゃあ土地は? 私の祖父名義である。祖父の車だって相続だろう。銀行にいくつ口座を持っていて、どれだけ金があったかもわかっていない。

 

 金なんかあるはずない、と母が決めつけて言うのはわけがある。貧乏だったからだ。戦前の学制だから祖父母は小学校までしか出ていないし、祖父は自転車工だし(自動車ではない、自転車である)、その稼ぎじゃ足りないので祖母は内職をしていた。長屋住まいが長く続いたと聞いている(江戸時代の話じゃなくて昭和の高度経済成長期の話。長屋はまだあったらしい)。

 

 妹(私の叔母)は、他家に嫁ぐ事に失敗し実家にて祖母と暮らしている。姉(私の母)だけ戸籍から出た格好だ。親一人が死んで実子に1円も入ってこないのはどう考えてもおかしいだろう、となった。
 お金の話になると、人間はつんけんしてくる。半ば喧嘩みたいな感じになって、あんただけ家から出たのだからのけ者にされて、一杯食わされたというか騙されたんじゃないかと話が進んで、もうこの辺でよさないかと言われやめた。
 骨肉の争いという奴だが貰えるものは貰わないと。遠慮したら負け、というのが世の中だ。私の祖母は80いくつである(年齢すらはっきりとは知らない)。この先10年以内には死ぬだろう。死ぬのは構わない、なんとも思わない、もう付き合いがないし。その祖母が死んだ時になったら何かがわかってくるのかもしれない、きっと争いごとになるんだろうが。どうにも私にはイカサマをされたとしか思えないのだ。


 白痴は下巻へ進んだ。ドストエフスキーの五大長篇のうち、未成年と白痴が未読で残っていて、今、その白痴を読んでいるのだが、未成年がどんなものだかわからないが、悪霊・罪と罰カラマーゾフの兄弟と比べて、白痴はどうも出来が悪いと思えてしまう。
 読まず嫌いはしたくないので最後まで読むけど、白痴は他人にはすすめられない、今の所は。