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2016/06/10 シガレット(紙巻煙草)が嫌われる理由

 本日は雨なので積読消化、というかドストエフスキーの消化。カエルくん達がすでにやかましくなってきた。このあと田植機が隙間なく走る予定だと思うのだが、水田にいるカエルくんは大丈夫だろうか。

 

 T・H・Lとしたのは好きなもののベストスリーでその中でも一番好きなのがTobaccoだからなのだけども、2,3回しか書いていない気がする。少し前にパイプ煙草のやり方を書いたけど、ちゃんと書いたのはあれくらい。
 日常に馴染みすぎて、書く事が特にないのが煙草。人間が適度に水分をとるように、愛煙家も適度に吸うので。男は煙草の銘柄の浮気はしない、今作った私の格言。
 CHERRYが震災のドサクサでなくなってしまってからハイライトとロングピースの間をうろうろしたがどのくらい前かな、3年4年くらい前か、完全にロングピースに決まった。それ以外を吸わないから尚更何かあるわけでもないんだが。

 

パイプの方は、今のブラックバニラが終わったらこれを吸ってみたい。

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ブラック・アンド・マイルド・ワインベリー
 ワインのような甘い香りと味、と言われてもよくわからないけど興味がある。ベリー系なので失敗はしないと思う。外れだったにしても程々に吸えるのでは。

 

 えーっと、健康面に関しては言わずもがな。健康に悪いです。唯一、アルツハイマー予防になると何かで読んで、それは脳のニコチン受容体を毎回使うからだ、みたいな理屈だったけど、思うにアルツハイマーでボケる前に死ぬからじゃないかな、と。今はその反論が出ている。どっちが正しいかは知らない。

 

 開高健の小説に有名な闇三部作がある。それの「輝ける闇」だったか「夏の闇」だったかにこんなやり取りがある。ベトナム戦争取材中の主人公。各国の記者達がたむろしている(ホテルの一階だったか、近くのバーか喫茶店だったか)。主人公がシガレット(紙巻たばこ)を吸い出すと、イギリスの記者がこんな事を言う。「シガレットはやめた方がいい。肺に煙を入れるのはとても健康に悪い。葉巻にすべきだ。あれは肺へ入れない」と。


 その事を書きたいのではない。煙草にも種類がある。
 ・シガレット(紙巻たばこ。一般的な煙草、コンビニや自動販売機で売っている)
 ・パイプ、煙管(煙草の葉を器具を通して吸う)
 ・葉巻、リトルシガー(煙草の葉っぱで巻いてある。香りはとても良い)
 ・スナッフ[嗅ぎ煙草] (粉末を鼻の穴で吸う。傍から見たらヤク中にしか見えないけど煙出ない)
 スナフキンとはスナッフをやる人の意味。かの有名な吟遊詩人のスナフキンはパイプを吸っているが。これはどうも原作小説の方で、ムーミンが嗅ぎ煙草行商のスナフキンさん、と言っている場面があるらしい。そういう事らしい。あまり詳しくない。
 ・スヌース[噛み煙草] (口の中で楽しむ。痰壺が必要なくらい唾をたくさん出さないといけないが煙出ない)
 噛みタバコは野球ファンならかなり身近なものかもしれない。大リーグ(メジャーリーグ)の選手達がくちゃくちゃやりながらたまに唾を吐いているのは、噛みタバコを噛んでいるから。
 ・水パイプ (やった事ないからわからない)

 

 スナッフは私も持っていて、時たまやっている。1時間以上鈍行電車などに乗る際は煙草が吸えないのでその代わりに。以下がそのスナッフ。

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 煙が出ていて、しかもヤニクサイという事で、煙草が嫌われているんだと思う。まずそこでしょう、健康面に関してはすぐに影響が出るわけではないが(喘息の人などは除く)、香りの良くない煙は嫌なものだ。私はヘビースモーカーだが、そんな私ですら他人の煙は好まない。

 

 しかしながら、煙草そのもの(茶色い煙草の葉っぱそのもの)の匂いはとーっても良い香りのするもの。着香でどうするかも選べるし。私はパイプをやり始めて痛感したのだが、本当に良い香りがするのだ。アロマキャンドル? 火をつけるとハーブの匂いが立ち込めるやつ、あれと同じくらいかそれ以上に良い香りがする。

 

 いやクサイでしょ、と思い込んでいる人が多いと思うので種明かしすると、シガレット(紙巻たばこ)だからクサイのである。フィルターの部分はデザインがコルク柄とかあるが、本体は白い紙に巻かれていますね? つまり、簡単に言ってしまうと紙を燃やしている(原因がそれだけ、ではないが。燃焼促進剤など化学物質がてんこ盛り)。紙が燃えている匂いなんて、嗅がされたくないものだ。
 焚き火している所に、要らなくなった紙束をバサッと放り込めば悪臭がするだろう、それと同じ。

 

 というわけで解決策を考えた。愛煙家も吸わない人も共存できて、かつ煙草という文化を損なわい方法。
(1)まずシガレット(紙巻たばこ)をやめる。JT、PM(フィリップ・モリス)、BAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)の3社が協力すればできる。シガレットを第三世界で売りさばいている場合じゃない。
(2)パイプか煙管か葉巻にする。煙は出るが香りはとても良い。
(3)スナッフ(嗅ぎ煙草)、スヌース(噛み煙草)にする。煙が一切出ないから。

 

 パイプ、煙管、葉巻、スナッフ、スヌース。専売公社、JTがシガレットからそれらへ移行するようにしてしまえば、煙草をめぐる環境も変わってくるだろう。

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 ドストエフスキーの白痴だが、何でこんなに手こずっているのかわかった。会話文ばかりだからもはや戯曲に近いのだ。1500ページある戯曲。よく見かける小説の場合、適度に会話文が入ってくると、読書している最中の休息ポイントになる。言葉遣いが地の文よりか柔らかいから。
 それが白痴の場合逆転している。会話文の文体は人の発している声なので固くはないがとかく長いし、延々と続く。奇妙な事に見開きで地の文が続くポイントに入るとホッとするくらい。まあ、しかし、どうだろうか、今週中に何とかしたい。あと200ページ。